【建もの探訪】隙間で遊ぶ!アスレチックハウス【感想まとめ】

建築メモ
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こんにちは、住宅大好きうそこ(@usoko_to_mayuge)です。

2019年3月22日放送の「渡辺篤史の建もの探訪」の感想まとめです。

今回のお宅は、元氣つばさ設計事務所さんの「等々力CAMP」

個人的にですが特に見ていて楽しい家でした!

家の中に楽しい空間づくりがたくさんされていました。

それでは順番に説明していきますね。

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住宅密集地でも家の中を広く感じさせる工夫

住宅密集地の家の中に、同じ状況を作り出す

今回設計された建築家のコメントで、おもしろい内容がありました。

箱に囲まれたメインのダイニング空間は、あたかも住宅地の隙間がそのまま立ち表れたような街の残地をイメージしている。建物の内部に周辺環境と同義的な空間を写し取ることで、周辺を過密に囲まれた環境ながらも、外へ広がる可能性を感じさせる空間としたいと願った。

引用:元氣つばさ設計事務所「等々力CAMP」より

今回の敷地は密集した住宅街。

光や風を取り入れるには普通のプランだと難しいところですが(開口部が多すぎると視線も気になるし…)

今回のお宅では、あえて同じような状況を家の中で作り、リビングを屋外の空間のように感じるようなプランにしています。

“3つの箱”で生み出すスキップフロア

まず「箱ってなんだろう?」と思う方もいるかもしれません。

建築ではプランするときに1つの空間のかたまりを「箱」と表現することが多いです。

そして今回のお宅では、3つの箱(空間)を立ち上げ床をずらしながら配置する(これをスキップフロアといいます)ことで隙間を生み出し、その空間さえも楽しめるような工夫がなされています。

スキップフロアって?

「スキップフロアってなんだろう?」

という方のために、とても簡単な絵を描いてみました。

このような感じで、床をずらして視線の高さを変えることで、同じ広さの中でも空間を増やす手法「スキップフロア」です。

もちろん、

「ふつうに重ねたおうちはだめ!!」

「スキップフロアが絶対いい!!」

というわけではありません。

普通に重ねてるお家も素敵なお家はたくさんありますし、構造的にも普通に重ねるのが1番安全な組み立て方だと思います。

ただ今回のお宅に関して言えば、多様な空間を楽しめる工夫がされていて、スキップフロアの成功例ではないかな〜と思います。

“旗竿地”で15m以上のアプローチ

“旗竿地”って?

聞いたことがある人もいるであろう「旗竿地」という言葉ですが、簡単に説明するとこんな感じです。

こんな感じの土地、街中でもよく見かけますよね?

もともと一つの大きな土地を分割して売地にする時にこういう敷地が出来るのだと思います。(※建築基準法で敷地は最低限の幅で道路と繋がっていないと建築できないという決まりがあるため)

旗竿地は道路から奥まるので静かですが、周りが住宅で密集するという難点もある、良いところもあり悪いところもあり…な敷地ですね。

16mのアプローチ

道路から玄関までをアプローチといいます。

今回はその距離16mということで、大分奥になりますね。

玄関上の窓はキッチンの窓になっているので、アプローチの出入りをキッチンから伺うことができるようです。

お子さんや旦那さんの行き帰りが見守れるって、なんだかいいですね。

家形の庇

アプローチの奥に見える家形の庇が、温かい雰囲気を作っています。

“ちいさいおうち”という本からインスピレーションを受けたそうです。

アプローチにも緑があって、安心感があり帰ってきたらホッとできそうですね。

2階リビング

今回のお宅は2階がリビングになっています。

住宅密集地なので、より光のあたる時間の長い2階にリビングを設けたのかな〜?と推測します。

南側に幅約3mの大開口窓

住宅密集地だとプライバシーを意識して窓が少なくなり暗くなりがちですが、今回はちょうど南側のお隣さんに窓がなかったのでしょうか、幅3mもの大きな窓がついてます。

幅3mの窓は住宅用の既製品はメーカーに無いので、今回はビル用の窓を使用しているとのことでした。

また、大きな窓を取り入れるのは構造設計的にも難しいポイントなのですが、今回このお宅のご主人が構造設計者とのことで、自分で構造の設計を行ったそうです。

3mの窓が取り付けられた時にはニヤリ…としたとか。

ご主人が設計したとなれば、ご家族も安心して過ごせそうですね。

リビングと繋がる対面式キッチン

奥様のご要望でキッチンは対面式

リビングと直接コミュニケーションがとれることがご希望だったそうです。

対面式キッチンは料理中孤立せず、子供のようす等を見ながら作業できる点が人気ですね。

キッチンの手元には立ち上がりが付いていて、調味料置き場になっているのも使いやすそうです。

壁や天井にアクセントカラーを使ってメリハリ

リビングの一角にある作業部屋や、キッチンにもアクセントカラーが使われています。

基本白壁に一部分がネイビーの壁になっていたり、キッチンも白壁に天井はグレーでかわいいです。

こういった遊び心も家の中を楽しむポイントになりますね。

1階に寝室・水回りをまとめる

住宅密集地では1階は特に暗くなりがちなので、1番陽のあたる2階にリビングをもうける例が多いです。

今回のプランでもそうなっています。

寝室って、ライフスタイルにもよりますが、昼間は基本いない場所ですもんね。

ちなみに…ちょっと前の家は2階寝室が多い

私の実家は寝室が2階にありました。

玄関入ってすぐが廊下→リビングになっていたので、自然とメインの階が1階になっていました。

でも真裏には工場があり、リビングはいつも暗い…

それに反して、昼間はいることがない2階の寝室はガンガン日光に照らされていました。

それでも、そんな家に住んでいたので2階に寝室があるのが当たり前に思っていました。

あの「野原家」や「野比家」も1階はリビング

アニメの「クレヨンしんちゃん」に出てくる野原家ですが、いつも出てくるのは1階のリビングです。

たまーにしんちゃんが2階に行ってたりもしますが、物置的な使われ方がされていた気がします。

まだ寝室にはなっていないですが、数年後の話などで出てきた時にはしんちゃんの部屋になっていますよね。

「ドラえもん」の家でも2階はのび太の部屋になっています。

1階と比べるといつも日当たりが良さそうで、気持ち良さそうに昼寝をしていますよね。

以前より住宅密集地が増え、住み方が変わった?

1階リビングが当たり前だったのに、最近では2階がリビングの家が多い気がします。

以前(10年、20年前くらい)と比べると、都市化が進み、1戸あたりの敷地の面積が小さくなったことで敷地いっぱいに家を建てる例が増え

住宅が密集することによって2階にリビングを配置せざるを得ない状況なのかな、と思います。

すっごい広大な敷地で十分に光が入るなら、玄関入ってすぐリビングがあった方が導線的にはスムーズですし楽だと思います。

ちょっと話が脱線しましたが、、つまりはこういった都市化に対して工夫した家が増えている、ということです。

みんなの感想(twitterより)

今回はつぶやいている人多めでした♪

他の方の視点が鋭くってとても楽しいです。

あつし呼びに親しみを感じます
琉球畳(真四角なモダンな畳)人気ですよね…

気づかなかった…!
80年代にもブームあったんですね。

まとめ

隙間にハンモックが張ってあったりなど、細かい工夫をたくさん感じるお宅でした。

お子さんの成長につれて家の使い方も変わっていきそうですね。

見ていてとても楽しいお宅でした。

それでは、次回もお楽しみに!

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