【建もの探訪】“扉の壁”が迎える10坪の家【感想】

建築メモ
扉の壁が迎える10坪の家
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こんにちは、うそこです。

2019年2月16日放送の「渡辺篤史の建もの探訪」感想です。

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今回のポイント

  • 狭小地、旗竿地での住宅設計
  • 間仕切りがなくワンルームの空間作り
  • 半地下

狭小地、旗竿地、住宅密集地の3コンボ

玄関

今回の家は、ニジアーキテクツさんの「扉の家

住まい手は4人家族(30代夫婦、3歳息子、0歳娘)、とても愛想の良い夫婦で、人を家に招くことが多いということです。

4人家族で今回の敷地はなかなか厳しい条件ですね。。

どのように課題をクリアしていくんでしょうか!

間取り

まず間取りはこんな感じ。(ざっくりです)

間取り:地階、1階、2階

1階

“扉の壁”と言われているように、玄関入るとすぐ、寝室と浴室の扉が見えます。

扉を閉めれば生活感を隠せるので、来客時には光の差し込む螺旋階段だけが見えてきますね。かっこいいです・・!

浴室、寝室どちらも引き戸で扉を開けると、光の量が入りすぎない落ち着いた空間になっています。

寝室側はくもりガラスになっているので、プライバシー面も配慮されています。

小ネタ

渡辺篤史さんのポリシーとして、住まいを訪れた際は絶対に褒めることに徹しているそうです。ほんと、ディスらない。

なぜならどの家も、住む人がこだわりを持って建てているから。

そして今回はその褒めちぎりに勢いがつき、旦那さんのふくよかなお腹をぐりぐり。

渡辺篤史さんの戯れ

微笑ましい人間味があるところも、私が「建もの探訪」を好きでいるポイントだったりします。

2階

2階へあがると1階の抑えられた空間とは一気に変わり、トップライトの明かりでいっぱいのリビング&キッチン。

片流れ屋根のトップライト

これが狭小地で部屋を広く感じさせることに非常に効いてます。

最高で天井高が3〜4mほどありそうです。

この明かりは螺旋階段を通して1階まで照らされてます。

ワンルームの空間

間取りがないことで、面積以上の空間に感じられます。

図面で見ると線1本でも、実際に空間にいくと壁のあるなしでは大きな違いがあります。

こうした工夫で、小さな敷地でものびのび暮らせる空間になっています。

キッチンは奥さんの“秘密基地”

開かれた空間の中に、少し閉じた空間を入れることで安心感がうまれます。

キッチンは奥さまの要望で、背丈よりやや高い程度の壁で囲まれています。

それでも、天井までは達していない壁なので、全体で見ると広々としたワンルーム。

また、冷蔵庫の対面に洗濯機があるので家事動線も非常にラクそうです。

リビングの延長になるバルコニー

リビングにつながっているバルコニーは、全面開口になっています。

屋根もバルコニー全体を覆っているので“外”だけど“内”的な使い方ができ、リビングと繋がった空間になってます。

玄関アプローチを見ることができるので、将来学校へ子供に「いってらっしゃい」「おかえり」ができるのも素敵です。

地下室

地下室は半地下になっています。

こちらは建て主さんいわく未完成とのことで、将来、子供と一緒に部屋を完成に近づけていく、というコンセプトだそうです。

家族で共有の目標があるというのはいいですね。

また、建築基準法では地下室は容積率の緩和を受けることができます。

容積率とは、敷地に対する延べ床面積の割合。延べ床面積とは、各階ごとの床面積の合計。

どういうことかというと、地上だけで敷地いっぱいに建ててしまうのには限界があります。

そこで、地下室を設けて面積の緩和を受けることにより、よりたくさんの部屋が作れるということです。

地下室は掘るのに少し費用がかかりますが、狭い敷地では結構よくやっているやり方だと思います。

ずっと住むなら広いほうがいいですもんね。

建築費用など

  • 敷地面積:74.1m2(22.4坪)
  • 建築面積:34.4m2(10.4坪)
  • 延べ床面積:89.8m2(27.2坪
  • 構造:木造在来工法 一部鉄筋鉄骨コンクリート造)
  • 建築費:2315万円
  • 坪単価:85万円

まとめ

建て主、建築家との出逢いは子供同士の保育園が一緒だったということです。

そこから家を設計する、建ててもらうといった仲になるのは、なかなかすごいことじゃないですか?

住宅を建てる時、建築家との相性はかなり重要だと思います。

なぜなら住宅は、個人の価値観がめちゃめちゃ反映されるから。

今回の住宅は、建て主さんと建築家との相性がよかったのだろうな・・と感じました。

また、敷地が狭い&住宅密集地というのは都心には割と多い条件です。

これから家を建てたいと思っている方には、参考になる家だったのではないでしょうか。

それでは!

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